楊布の狗

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〓楊布の狗〓



楊布の狗(ようふのいぬ)


韓非子に、「楊布の狗」という逸話が載っています。

どんな話かというと、

楊布という名の男が、白い着物を着て外出しました。

しかし、途中で雨に遭ったので、
出先で黒い着物に着替えて帰って来ました。

そうすると、楊布が飼っている犬が、
自分の主人だとは知らずに楊布に向かって吠え立てたのです。


楊布は、怒って犬を叩こうとしましたが、
そばにいた兄の楊朱が、これをたしなめて次のように言いました。

「たたくことはなかろう。お前だって、この犬と同じではないか。
白犬が黒犬になって戻ってきたら、お前だって怪しむにきまってるだろう。
外見のイメージが変われば、その中身も変わったと思うのが道理じゃないか。」


この逸話は、イメージというものの重要性をよく物語っています。


あなたが、他人に、あなた自身を売り込もうとするなら、
次にやることは、あなたの外見をそれらしくすることです。
外見などどうでもいい、要は中身だ。
という人もいるでしょうが、
例えば、商談の相手などには、あなたの中身などわかるものではありません。


かといって、完全に演技でカバーしようとしても、
あなたの中身が、消極性のかたまりだったとしたら、
何かの拍子に表に出てしまうのです。
インナーセールスが必要な所以です。



この「楊布の狗」の話をより深く掘り下げた話に、
アナスンの「王様と乞食」の話があります。

よく知られてるように、
この話では、王様と乞食がそれぞれの立場を交換します。

王様は、乞食になり、乞食は王様になります。


そうすると、王様になった乞食は、
王様らしい振る舞いをし、
王様らしい心構えを持ち、
王様らしい身振りや身なりをせざるを得ないため、
本当に王様らしくなり、事実王様になってしまうのです。


この話は非常に示唆に富んでます。


人間は真実、
自分がそう思ったとおりのものになれるのです。

より現実的にいえば、
人は自分がそう思ったとおりの者以外にはなれないのです。





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