まねぶ

ここでは、「まねぶ」 に関する記事を紹介しています。

〓まねぶ〓


想像力、発想力の開発の為に
「マネをする」
ことは大事です。

明治時代のころの話ですが、
ある西洋人が
「東洋人は、我々が作った機会をみていると、出来るだけ安くそれを売ってくれと言いますが、同じ東洋人でも日本人は、いくらでも出すから設計図を売ってくれと言います。」
というエピソードがあります。

創造性の話で、よく問題にのぼるのが、日本人は、マネはうまいが・・・。
という決まり文句です。
そして、この決まり文句には、
「だからダメなんだ」というニュアンスと、
「創造性に乏しいからそうなんだ」というニュアンスが含まれています。

しかし、歴史的な観点にたてば、
この決まり文句に含まれるニュアンスは明らかに正しくはないです。

周知のように、
「学ぶ」という言葉は、
「なねぶ」と読むように、
マネをするのが語源です。

また、「習う」という言葉も同じようにマネをする意味をもともと持っています。

もっとも、英語などでは、「まねる」が「まなぶ」となるようにはなりませんでしたが、これは言語学上の問題であって「学ぶ」という行為が、もともと「マネる」ことから始まるのは同じです。

そして、これまで発生した文明は、
全てそれ以前の文明を「まねぶ」ところから始まっています。

極めて大雑把に言えば、
ギリシャ文明を「まねぶ」ことにより、
ローマ文明が生じ、これをまねぶことにより、
現代西洋文明は成り立ったのです。

「マネる」という言葉の英語、ミミックという言葉自体も、
古代ギリシャの身振り狂言であるマイム、
つまりパントマイム語源としているのです。

問題はこのまねぶスピードです。

これまでの文明は、いずれもゆっくりと以前の文明をまねぶのが普通でした。
ところが、日本はそのスピードが尋常ではなかったのです。
相手を追い越そうという意志のもとにまねぶのですから、
大いに目立ちました。

産業革命という巨大なスプリングボードによって飛躍した西洋の科学技術は、あらゆる分野まで成長し、発展しました。
日本にとっては、まずそれらの分野で西洋にまねぶことにより自分のものにしなければ創造性どころの話では無かったのです。






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