決心する前に、完全に見通しをつけようとするものは、決心などできはしない。

ここでは、「決心する前に、完全に見通しをつけようとするものは、決心などできはしない。」 に関する記事を紹介しています。

〓決心する前に、完全に見通しをつけようとするものは、決心などできはしない。〓



人間のこころというものは、常に移り変わっているものです。
(こころという日本の言葉は、ころころ変わるというところから来ています。

どこから見ても、頑固の塊のような人でも、
やはり心の中は、時と共に移り変わっています。

しかし、繰り返しの説得が功を成さなかった事例もないではありません。
そのような事例を見てみると、同じ説得方法を漫然と繰り返している場合が多いです。


諦めは、自分自身に対する最大の甘えだと思います。

もし、あなたが、どうしても何かを達成させたい、
あるいは、人を説得して動かす必要があるというのなら、
決して諦めるべきではありません。
先のことは誰にもわからないのですから。

要は、説得する決心が確固なものかどうかということです。
スイスの哲学者、ヘンリー・アミエルも言っています。

「決心する前に、完全に見通しをつけようとするものは、決心などできはしない。」


最後に、相手の話をよく聴くことも、説得には欠かせません。
人は、大抵、自分自身に関心をもっている人間に関心をもつものです。

あなたが、相手に関心を持ってることを示すには、
簡単な質問とオウム返しの2つを繰り返すだけでも十分な効果があります。


例えば、

「ハチに刺されましてね。」

と相手が言ったとします。

「えっ? どこですか?」

とあなたは身を乗り出して質問します。

ここで身を乗り出さなければ、相手は次の動作に移らないかもしれません。

しかし、あなたは身を乗り出しました。

そこで相手は、

「ここです!」

と言います。

あなたは、

「ほーぅ。まだ痛むんでしょうね。いつやられたんですか?」

と顔をしかめながら心から同情します。

「昨日です。」

と相手は答えます。

「昨日ですか?」

とオウム返しで相手の言葉を確認します。

「薬は何を付けましたか? 実は私も以前ハチに刺されましてね。」


ここで共通の話題ができることになります。


しかし、往々にして、相手を説得することを仕事としている人でさえ、
せっかくの対話のチャンスをみすみす逃してしまっている場合が多いです。

「ハチに刺されましてね。」

「大変でしたね。大丈夫ですか? こちらが、新製品でして・・・」


これでは、虻蜂取らずに終わってしまうのがオチです。




【3月開催】ジョン・F・ディマティーニ「ブレイクスルー・エクスペリエンス」
関連記事
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://lifecompassblog.blog2.fc2.com/tb.php/103-5364780a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック