人間関係を良くする方法や目標達成の方法、悩みの解決など、人生の指針となるエッセンスを綴っています。

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〓危機を成功に変える〓


サッカーワールドカップ、残念でしたね。

でも異国の地で全力で戦った選手達には心からお疲れ様と言いたいです。

さて、今回のテーマは、「危機を成功に変える」です。

もしかしたら、今回のサッカーの結果と少し関係があるかもしれません。
サッカーはチームプレーですので、誰か一人でも一瞬消極的な思考になってしまったら勝利は難しくなるのでしょうね。



危機はあらゆる場面で、私達を分岐点に立たせます。

私達は分岐点に立った時、よりより未来への道か悪い方向への坂道かの選択を迫られます。

例えば、医者にとっての危機とは患者の容態が回復に向かうか、それとも悪化するかという生死の分岐点です。

また、野球のピッチャーでは同点でむかえた9回裏に満塁になり、うちとればヒーロー、点を取られたら敗戦投手になってしまうという時です。

こんな状況の時どのように考えるかとうインタビューに対して、ある投手はこう答えました。

「バッターがどんなバッティングをしてくるのか、もしも打たれたら私はどうなるかなどは一切考えず、自分がどのように投げるのかだけを考えてプレーしています。」

実際に彼は、自分の思い通りの結果をイメージすることによってほとんどのゲームで良い結果を得てきたといいます。


このエピソードは、私達が危機に直面した時に最も重要な鍵となる心構えを象徴しています。

危機に対してはおびえたり、消極的にならないことです。

積極的な心構えを持ち、かつ積極的に反応しようとすれば、直面している危機を逆に抑制された自分の力を開放する刺激剤に変えることができるのです。


自宅が家事になった時、
3階にあったピアノを一人で運びだしたという実話があります。
俗に、「火事場の馬鹿力」といいますが、興奮と危機という刺激が普段なら不可能なことを可能にしてしまうパワーを引き出したのです。

私達は、日常的な難問に対しては臆病が身についてしまっています。
しかし、土壇場に追い込まれた危機的状況では、本来自分が持っている目に見えないパワーを発揮することがあります。

勇気とともに強い力が湧いてきます。
私達がなんの恐怖もなく、試練を受け入れ自信を持って自分の力を発揮すればあらゆる危機や困難は逆に活力剤となって私達にパワーを与えます。

ここで大切なことは恐れずに受け入れ、自信を持って力を発揮する「心構え」です。

ポイントは、「目標指向的な心構え」です。

ある人に何らかのプレッシャーがかかった場合、そのプレッシャーがその人を強化するのに役立つという考え方があります。

その最も良い例として、興奮があります。

興奮は、恐怖や怒り、勇気といった感情になって現れます。

その時々によって形を変えて、私達の内面から生まれてくるのです。

問題は感情を抑えることではなく、どんな心構えが感情の強化に役立つかという選択を行うことです。

あなたの姿勢が前向きで、危機を有効に逆利用しようとするならば、直面した危機を切り抜けるだけでなく、その時の興奮が更に、この前向きの姿勢を強化します。

それは、あなたが前進するために勇気と力を与えるくれるのです。

しかし、もしもあなたが、最初の目標を見失い、危機を回避し、やり過ごそうとしたなら、それは、消極的姿勢に逆転し、過剰な恐怖と不安に怯えることになってしまいます。

多くの人は習慣的に興奮した時の感情を恐怖や不安と間違えてしまいます。

だれでも、危機に直面すると興奮し神経質になります。

興奮は恐怖や不安や、勇気や自信から生じるものでもありません。

それは、弱さのしるしではなく、あなたの用い方次第で良くも悪くも働きます。

一般的に私達は危機に直面すると、否定的なイマジネーションを無意識に働かせ自分にとって不利な結果をイメージしてしまう傾向があります。

本当の危機に直面した時は、必ず心理的な興奮が伴います。

この興奮は私達にとって非常に有利に利用することもできます。

しかし、否定的なイマジネーションに突き進んでしまうなら、興奮は必要以上のボルテージに高まり、神経過敏という症状が生じてしまいます。


私達は、非常に些細な問題やイメージ上の脅威によって自分を見失いがちです。

就職試験に向かう人間は、自分の人生をさばかれに行くように思うかもしれません。

あらゆる危機に対して人々が体験するこの生きるか死ぬかの感情は、私達の歴史以前の遠い過去からくるものかもしれません。

確かに、原始人にとっての失敗はそのまま死につながるものだったでしょう。

状況を冷静に、理性的に分析することによってたいていのことは生死の問題ではないとういうことがわかってきます。

自分が失敗した場合、起こりうる最悪のことは何なのかを問いかけてみましょう。

冷静に考えると危機というものは、生か死かという極端な決断を迫るものではなく、
現状を維持するかそれとも前進するかという選択にすぎないのです。

それを決断し実行すればいいのです。

例えば、就職試験の場合でれば、就職できるか否かということであり、たとえ就職できなかったとしても状態に変化はないのです。

私達の潜在意識は設定された目標に対して作用します。

達成すべき明確な目標を持ちさえすれば潜在意識は私達の意識的な努力よりも、はるかに効果的に目標達成へと導いてくれます。

その為にも自分自身に明確な目標を与えなければなりません。

ただし、その目標は現実的で達成できる可能性のあるものでなければなりません。

現実的な目標であればあるほど、行動に先立って勝利と歓喜の感情が生まれ、それが潜在意識を刺激してより活発に働かせるようになります。



長文読んでいただき感謝します。

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〓プレッシャーの無いイメージトレーニングの大切さ〓

プレッシャーに負けるタイプがいる一方で、プレッシャーによって逆に強くなり良い成績をあげるタイプもいます。

野球でも、ここぞというチャンスにピンチヒッターとして起用されるのは必ずしも打率の高いバッターとはかぎりません。
監督はその場のプレッシャーを逆にバネにするような精神的強さを備えた選手をバッターボックスに立たせます。

ビジネスの世界においても同じです。
お客様の前に出ると、緊張して話せなくなってしまい、
本来は有能なのに、業績の上がらない人がいる一方で、お客様の前に出ると意欲が湧いてくる人は自分の能力以上に販売額を伸ばすことができます。
こうした違いは遺伝的な素質によるものではなく、主として危機に直面した時の心構えができているか否かというところにあります。

危機に対して適切に反応すれば危機は普段持ち合わせていない強い力や知恵を与えてくれます。
逆に反応できなければ、普段備わっている知識や能力を奪ってしまいます。
スポーツにしても、事業にしても社会において成功する人々とは、困難を刺激に変え、自分の力をフルに発揮出来る人々、つまり危機に対して、適切な反応のできる人々です。

危機に直面した際に、適切な反応をするためのポイントは、3つです。

まず私達はどんな状況においても、過敏な反応をしない習慣を身につけるべきです。
すなわち、プレッシャーに屈すること無く行動する習慣です。

2番めは、危機にたいして守りになるよりも、むしろ攻撃的な態度で反応することです。
すなわち挑戦的に応じるという心構えです。

3番めは、危機状況を冷静に分析し、自分が取るべき行動がなんなのかを見極める余裕です。
泳げない人をいきなり足のつかないプールに投げ込んだなら、いったいどんな反応をするでしょうか。

彼は、危機感の中で、無我夢中で泳ぎ始めるはずです。
自分自身の危機的状況を救うために、自己流の泳ぎ方を編み出し泳ぎを覚えます。
しかし、このようにして覚えた我流の泳ぎ方は固定化しがちで、正しい泳ぎ方を学ぼうとしてもなかなか体得できなくなってしまいます。


動物も、人間も何かを学ぶ過程においてそれについての認識地図を形成すると言われています。

冷静な心理状態で学んだ認識地図は、広く全般的なものに広がりますが、プレッシャーと緊張の中で学んだ認識地図の領域は狭められ制限されたものになります。
さらに、そのような状況下で手に入れた解決方法をその後もその方法だけが解決策であると固定化して考え、もしもその方法が使えない場合には、欲求不満に陥り、状況への反応能力を鈍らせてしまいます。

スポーツでもビジネスでも、
精神的にリラックスして練習することにより、筋肉は性格な動作を記憶し、実際の試合に記憶を応用することができます。

プレッシャーなしでの練習。
すなわちイメージトレーニングのテクニックは実に簡単でその成果も素晴らしいです。

イメージトレーニングでは抑制の力が働かない状態で自己表現を練習できます。
あらゆる物事に対する正しい動作と反応が筋肉や脳に記憶され、それが柔軟性があって、広い範囲をカバーする精神の地図を作り、現実の危機に直面した時でも冷静に判断し行動できるように作用します。

精神的にプレッシャーのない状態で練習を行うことで、様々な事態に臨機応変に対応できるのびのびとした行動がとれるようになります。

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