人間関係を良くする方法や目標達成の方法、悩みの解決など、人生の指針となるエッセンスを綴っています。

〓ほんの少しの差〓



人間の能力は、どんぐりの背比べのようにほとんど均一です。
ほとんど均一だからこそ、ほんの少しでも能力の一端を伸ばすと、
その他大勢から一気に抜きん出ることが可能です。


アメリカのある人のエピソードです。
デイブと同僚の鉄道修理班は、
線路のそばで、いつものように働いていました。

ギラギラと夏の暑い太陽が照りつけるもとで、
砂利やコールタールに囲まれての重労働です。

やがて、彼らのそばに列車がやってきました。
彼らはその列車がスピードを落とし、
近くの避難所に入って止まるのを見ました。

次に彼らは、その列車の最後の車両がとても綺麗で、
豪華だったのに気づきます。

まもなくその車両の窓があき、中から誰かが叫ぶ声が聞こえます。

「デイブ。元気かい?」

デイブは、目をこすりながら車両の方を見て答えました。

「やあ! ジムじゃないか!」

ジムと呼ばれた男は、デイブをその綺麗な車両に招き、
中で一時間ほど話をしました。

そして、やがてデイブが話を終え、仲間のところへ戻ってくると、

仲間は、彼を取り囲んで、目を輝かせて彼に質問をあびせました。

「ジム。あの人は、マーフィーじゃないか!」

デイブは、

「そうだよ」

と答えました。

仲間は、驚いた様子で、

「マーフィーといえばこの鉄道会社の社長だろ? どうやって知り合いになったんだい?」

するとデイブは、

「実は、もう20年以上も前に、ジム・マーフィーと俺は同期で入社したんだ。それで我々はそれ以来の友達なんだ。」

仲間は、

「デイブ、同じ日からこの会社で働き始めたんなら、なんで君はこんな炎天下で補修なんかやってて、ジム・マーフィーは、この会社の社長になってるんだい?」


「いや、それがね・・・」

とデイブは、少し首をうなだれながらこう言いました。

「20年前、俺は2ドルの時給の為に働いたんだけど、ジムは鉄道会社の為に働いていたんだ。」


このエピソードの場合、
デイブもジムも、

「働く」

とういう点に関しては、全く同じでした。

しかし、

「働く視点」

のほんのちょっとした相違が、
20年後、一方は肉体労働者、もう一方は、社長ということになったのです。

この、ほんの少しの差が、結果的には巨大な差となってしまうという仕組みは、自然現象、社会現象あるいは人間の心理作用などありとあらゆる面で見受けることができます。

スポーツや、競馬などでもそうですね。

一位と二位では賞金にも大きな差がつくものです。


また、日本一高い山はすぐわかっても2番目に高い山はなかなか記憶に残らないものです。




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〓過飽和入力〓

前回、一般にやる気へと繋がる効力感は、 のような確信と経験で得ることが出来るということをお話しました。

1,自分が周囲に良い効果を及ぼすことができるという確信。 2,周囲の環境を自分の力で左右できたという経験。

今回は、この効力感を得るための「確信と経験」をもたらすために必要なモチベーションについてお話しします。

モチベーションは、「過飽和入力」から生まれます。

人間はもともとモチベーションを生じさせる脳回路を持っています。

したがって、どんなに無気力感に取りつかれていても、 そこから不死鳥のように飛び立つことができるのです。

やる気、すなわちモチベーションは、 人間を行動に駆り立てる原因、条件であると一般的には定義付けられています。

モチベーションとは、 願望実現のための諸要素を混乱なく実現の方向に向かわせ、 設定された願望を遂には現実化に至らしめる持続的衝動のことです。

過飽和入力とは、 積極的思考に関するメッセージを集中的に脳内に流しこむことです。

フォアグラ(食用肥大肝臓)を作るために、 栄養豊富なものを集中的に胃に流し込まれる鵞鳥を例に上げるのは適当ではないかも知れません。

というのは、過飽和入力は自分自身の意思によって成されるものだからです。

しかし、モチベーションという名の良質なフォアグラができるところは似ています。

事実貴重なものです。

過飽和に至らない、一過性の飽和入力の結果の例は、 映画などを観ることで体験できます。

例えば、昔の話になりますが、 高倉健さん主演の任侠映画を見終わった観客は、 あたかも、一人ひとりが「にわか高倉健さん」となって雑踏の中に散っていきます。 もちろん、彼らはすぐに現実に引き戻されます。

もう一つの例としては、 成功に関する本を読んだ時、読者の心は高揚し、やる気が湧いてきます。

しかし、これも時間とともに消えていきます。

確かに、「やればできる」ことをそれらの本で知ることができます。

しかし、必要なのは、「知る」ことよりも「する」ことです。

過飽和入力の場合は、心の高揚が持続します。

その為には「知る」為の言葉を見聞きするのでははく、

「する」為の言葉で、なおかつ飽きない言葉を見聞きすることが大事です。

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〓セリグマンの無気力犬〓



今回は、セリグマンの無気力犬についてです。

アメリカの大学教授のセリグマンは、
「無気力」の研究の中で次の様な現象を発見しました。

実験用の犬に何度も、
柵で逃げれれないようになった室内で避けることのできない電気ショックを与えると、
その犬はベ別の電気ショックの実験で、
この場合には逃げ出せる状態にあるのに、
無気力になって逃げようともしなくなるとう現象です。

そこから、セリグマンは、更に実験を重ね、
自分の力ではどうしようもない事柄に常に遭遇していると、
犬は無気力になってしまうことを証明しました。

無気力の状態に陥った犬は、
もはやその無気力のわなから逃れでようともしません。

当然のことです。

無気力なのですから。

ではどうやって、セリグマンは、この無気力犬を元のやる気のある犬に戻したのでしょうか?

それは簡単なことでした。

無気力犬の首に繩を付けて引っ張り、
電気ショックの起きる直前に、柵を外して隣の部屋に連れて行ったのです。

これを最高200回続けた後、再び柵をし、自発的に柵を飛び越すことができるまでトレーニングします。

このようにして始めて、犬は無気力から完全に脱することができたのです。

もちろん、無気力という現象に対しては、人間も同様です。

無気力感の反対を効力感とも言います

犬なら、首に繩を付けて効力感の世界へ第一歩を印してやることもできますが、人間はそうもいきません。

一般にやる気へと繋がる効力感は、次のような確信と経験で得ることが出来ます。

これを自律性の感覚といいます。

1,自分が周囲に良い効果を及ぼすことができるという確信。
2,周囲の環境を自分の力で左右できたという経験。

ではこの効力感を得るための「確信と経験」はどのようにしたらもたらされるのでしょうか?

次回はそれについてお話しします。





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〓不可能が可能になる瞬間〓

ゴールデンウィークも終わり、また新たな一週間が始まりましたね。

気持ち新たに頑張りましょう。



さて、
「絶対にそんなことは不可能だ」
と思われるものにも意外な道が通じているものです。


子供が生まれるということは珍しいことではありません。
しかし、もしあなたが何の予備知識もないとして、
陣痛開始以後の胎児の運命を考えたとしたら、
おそらく救いようのない絶望感にとらわれることでしょう。

その理由は、
子宮の中の胎児の肺には、羊水がいっぱいに満たされています。
そして、当然のことながら一般にいわれているような呼吸はしていません。
そのような状態の胎児が、狭い道を通って外に出てきます。
それでは羊水の詰まった肺でどうやって産声を出せるのでしょうか?

人間が「そんなことは不可能だ」と思っていても、
大自然はそのような人間の思案にはお構いなしに、
一見不可能なことを可能にしてしまうのです。


まず、陣痛により、子宮収縮が始まります。
そうすると、高濃度の二酸化炭素が胎児の体内に入り、
呼吸中枢を刺激します。
これは、二酸化炭素の侵入で減少した酸素を本能的に求めようとするために生ずる刺激です。

次に外部に露出する際、胎児の頭は狭い道により強く圧迫されます。

そうすると、脳圧が高まり、
そのため血管運動中枢がおさえられて脈が遅くなります。

この徐脈によって、さらに高まった体内の二酸化炭素が、
呼吸開始の引き金を引きます。

次に、狭い道を通る為、胸が圧迫されて、
肺の中の羊水の1/3が吐き出され、
残りは肺の毛細血管などに吸収されていきます。

完全に外部に露出した赤ん坊は、胸郭が広がります。
肺の面積が拡大するわけです。

同時に、ピークに達した血中の二酸化炭素により、
呼吸中枢はますます活性化されます。

そこから生理的な窒息状態から解放されようとする行動が生じ、
必死に酸素を求めようとします。

「求めよ、さらば与えられん」

というわけです。

かくして、空気呼吸が開始され、
大量の酸素が血中に送り込まれることとなり、
そして産声が発せられることになります。



不可能が可能になった瞬間です。



あなたもこのように、不可能を可能にして生まれてきたのです。
しかし、このようにそのプロセスが解明されてしまえば、
それほど不可能には思えないことでしょう。

社会というものも、大自然が生み出した一つの組織です。
そしてそこでも、赤ん坊誕生の時と同じような巧みなシステムが働いています。

この巧みなシステムが働かないとするなら、
この大組織は成り立っていきません。

赤ん坊の誕生の過程でさえ、ありえないことになってしまいます。

あとはそのシステムが働くと思って行動するか、
働くはずがないと思って見送るか、それはあなた次第です。
しかし、先の見えない状態だからといって、
行動をせずに成功した人間は一人としていないのは事実です。





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